深山グリーンコラム

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観葉植物が伸びすぎた時の対処法を紹介!手入れの頻度は?

観葉植物は、置いているだけでさまざまな効果が得られます。緑あふれる空間は心が癒され、リラックスして過ごせるでしょう。職場やデスク周りに置くことで、メンタルが安定し集中力が上がるとも言われています。

趣味だけの範囲にとどまらずオフィスにも幅広く活用できる観葉植物ですが、放っておくと伸びすぎてしまいます。今回は観葉植物の手入れの方法について紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

観葉植物はどんな状態になったら伸びすぎといえる?

水を与えて育てていけば、観葉植物はどんどん大きく成長します。どのような状態になったら手入れをするべきなのでしょうか。第一に、置いているスペースからはみ出しそうになった時があげられます。広々とした空間に置いているなら大丈夫かもしれません。しかし、オフィスの片隅など限られたスペースで育てており、通行の邪魔になったり天井に着きそうになったりしている場合、剪定が必要でしょう。

見た目のバランスも大事

観葉植物は思い通りに成長するとは限りません。片方だけ枝が伸びて葉がたくさんついてしまうと、バランスが悪くなってしまいます。癒し効果を期待して観葉植物を設置したのに、見た目が気になって仕方ないという状況になりかねません。そのような時は、伸びきった方の枝や葉を切ってサイズを調整してください。

伸びすぎた観葉植物の切り方

まずは剪定用のハサミを用意します。この時、植物の枝を傷めないようにできるだけ切れ味の良いものを使いましょう。刃先はアルコールや熱湯で消毒し、乾かしてから使用します。

続いて、切るポイントを見極めます。枯れている葉や下を向いてしまって元気がない枝があった時、まずはその部分を選んで切ります。あまり後先考えずに切り過ぎると植物が成長しにくくなってしまう可能性があるため、植物の種類を調べて切るポイントを見つけてください。

その他に、成長点の少し上を切るという方法もあります。成長点とは新芽の成長を促す部分のことであり、子の下で切ってしまうとそこから新芽が成長できなくなってしまうので気を付けましょう。茎の真ん中あたりに少し膨らんだ部分があれば、そこが成長点です。

切る時の注意点

細い枝や葉先を切る場合、それほど力は必要でないため問題なく切り進められるでしょう。葉の部分は見栄えを保つために、先端の変色した部分を切り落とすという方法もあります。

成長し切った太い枝を切る場合は、無理に力をかけすぎないようしてください。植物が傷んでしまいますし、思わぬ怪我に繋がる可能性があります。まずは切りたい枝の先の部分から順番に切っていき、切る部分の重さを減らしていきます。次に片方から徐々に切り込みをいれ、もう片方からもハサミを入れるなどして、両サイドから削っていきましょう。無事切り終えたら形を整えてください。

また、植物は基本的に春から夏にかけて成長します。その後、秋から冬にかけては基本的に弱りやすくなってしまいます。そのため、切るタイミングはこれから植物が成長していく春先がベストだといえます。

切った後のケアを忘れずに

伸びすぎた観葉植物を無事切り終えたら、その後のケアが重要です。剪定後は新芽が順調に伸びていくように、日当たりやこまめな世話が重要になってきます。新芽に日光を当て、きちんと水を与えて成長を促してあげましょう。

この時、水は与えすぎても与えなさすぎでも植物にとって悪い影響をもたらします。基本的には土の表面が完全に乾いてから水やりを行います。

夏の暑い時期は植物にとっても水が必要だと思って過剰にあげてしまうかもしれません。しかし、水を与えすぎると根っこの部分が傷んで根腐れを起こしてしまう危険性があります。特に、真夏は水を与えると土の中の温度や湿気が一気に上昇してしまいます。水やりはまだ気温が高くなっていない朝方や、日が落ちる夕方に行うのがおすすめです。また、根腐れを防止するために受け皿に溜まった水はこまめに捨ててください。

切り口はしっかり保護する

切った部分には癒合剤といって植物用の傷薬を塗ります。切った部分の傷口が早く塞がることで、その後の成長が促せます。さらに、切ったばかりの部分は新芽がむき出しになっていて、虫がつきやすくなってしまうのです。そういった害虫から新芽を守るためにも、癒合剤を塗ったり虫が入らない環境を整えたりすることが大切です。

まとめ

観葉植物が伸びすぎてしまった時の対処法について解説しました。見た目を美しく保ち植物が元気に育つためには、適度な剪定が必要不可欠です。正しいやり方に則って進め、適切に処理してください。

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