深山グリーンコラム

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【元気に育てる!】観葉植物のための環境メンテナンスとその方法

オフィスの雰囲気を明るくし、ストレスの軽減にも役立つのが観葉植物です。しかし、置かれている環境があまりよくないと元気がなくなり、いずれ枯れてしまいます。とはいえ、観葉植物にふさわしい環境を整える方法がわからないという方もおられるでしょう。

この記事では、観葉植物を元気に育てるためにふさわしい環境メンテナンスの方法を3つの分野に分けて紹介します。オフィスの観葉植物を生き生きとした状態に保つ方法がわかるでしょう。

観葉植物のための環境メンテナンスが必要な理由

観葉植物はアメリカやアフリカの雨が少ない乾燥した地域の植物です。さらに、栽培された観葉植物はビニールハウスで生育したものなので、強い日差しには耐性がないという特徴もあります。持っている特性と異なる環境に置かれると、育てやすいといわれている観葉植物でも、少しずつ元気がなくなりやがて枯れてしまいます。

観葉植物を元気に育てるためには、観葉植物の特性に応じた環境を整えるというメンテナンスが必要です。この記事では、水やり・設置場所・風通しの3つの分野で、観葉植物のために環境を整える方法を紹介します。

ふさわしい環境に整えるための水やりの方法とタイミング

観葉植物は乾燥した地域の植物なので、極端に湿った環境には適応しません。観葉植物が元気に育つことを願って頻繁に水やりをする方もおられますが、これは逆効果です。根腐れを起こしてしまい、最後には枯れてしまうかもしれません。

2-1.水やりをするときのポイント

理想的な水やりは以下の3つのポイントを踏まえることです。

●土の中まで乾燥しているときに水やりをする
●植木鉢の底の穴から水が流れるまでたっぷりと水やりをする
●受け皿に溜まった水は捨てる

乾燥しているかどうかを確認するために、土の色を見ることができます。湿った状態なら土は黒ずんでおり、乾燥しているなら色が少し明るいです。少量の水を垂らしてみて色の変化や土が水を吸うかどうかを見ることもできるでしょう。

水やりをする時間帯にも注意!

日差しの強い日中に水やりをするのは避けましょう。日中は土の温度が上がっているので、その時間帯に水をやると水の温度が上がり、土の中がいわば蒸し風呂のような状態になります。こうなると観葉植物の根や本体にダメージを与えます。

さらに、冬場の観葉植物は夏ほど水分を欲してはいません。しかし、オフィスなどでエアコンを使っていると土は乾燥します。そんなときは水やりの回数を増やすのではなく、霧吹きスプレーなどで葉に潤いを与える「葉水」を行いましょう。

観葉植物に適した環境に設置する

観葉植物を元気に育てるためには設置場所を考えることも大切です。温かい地域が原産の観葉植物は、環境が厳しければ冬の寒さにやられてしまい枯れてしまいます。15℃前後が観葉植物に適した環境温度であり、10度以下になると厳しい環境となります。

観葉植物は外に置いても大丈夫?

品種にもよりますが、観葉植物は温かい地域が原産なので、日本の冬は苦手です。冬場にベランダやテラスなどの外に出したままだと、葉が茶色く変色し、やがて枯れてしまします。元気がないように見えても、冬場は外に置かないようにしましょう。

直接日光が当たる場所に置いても大丈夫?

植物の光合成に光は欠かせません。とはいえ夏場の強烈な日差しに当たると観葉植物の葉は焼けてしまいます。観賞用の観葉植物はビニールハウスで育てられており、柔らかい日差しに整えられた環境で成長しているからです。

窓際に観葉植物を設置する場合は、レースのカーテンやブラインドで日光が直接当たらないように環境を整えましょう。

頻繁に設置場所を変えるのは大丈夫?

植物は基本的に人間や動物のように移動するわけではありません。ですから頻繁に移動させられるとストレスになります。暑さを避けるなど観葉植物の保護を目的とした移動以外では、できるだけ設置場所を変えないようにしましょう。

風通しにも気を配る

観葉植物はジメジメした環境を嫌います。観葉植物の設置場所がジメジメしないように風通しに気を配り環境を整えましょう。

風通しが悪く、ジメジメした環境により土の中で雑菌が繁殖し、根が悪い影響を受けます。害虫も増えるでしょう。

夏場の熱気がこもるような室内に観葉植物を置かれているなら、ときどき換気をする、風が直接当たらないようにして扇風機を回すなどの方法で空気を循環させましょう。

エアコンの風が直接当たるのは大丈夫?

オフィスなどではエアコンの風が直接当たるような場所に観葉植物が置かれているかもしれません。しかしそうした場所は観葉植物にとってはよくない環境です。エアコンの風が直接当たると、水分が奪われ枯れる原因となるからです。

まとめ

観葉植物を元気に育てるためには、観葉植物の生育にふさわしい環境を整えることが大切です。水やりの方法や設置場所、風通しに気を配るだけで、観葉植物に適した環境を作れます。

オフィスや事務所に観葉植物があれば、いやしの空間を演出でき、ストレスが軽減されます。スタッフ同士のコミュニケーションも増え業務効率化も期待できるでしょう。

荻窪の「深山グリーン」ではそれぞれのオフィス環境に適した観葉植物の種類やレイアウトを提案しております。オフィス環境改善のために観葉植物のレンタルを検討されているならお電話もしくはメールでご相談ください。