深山グリーンコラム

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【簡単で誰でもできる】観葉植物をいきいきせるためのお手入れ方法

オフィスに観葉植物があれば、雰囲気が和らぎ、ストレスも軽減されます。ですが当然、観葉植物もお手入れをおろそかにすれば、弱って枯れてしまいます。

「お手入れのやり方がわからない」「面倒」という方もおられるでしょう。この記事では、オフィスに置かれている観葉植物を、簡単にお手入れする方法をご紹介します。誰でもできる方法なので、観葉植物を長く楽しくためにも、ぜひお試しください。

観葉植物のお手入れで押さえるべきポイント

お手入れが簡単といわれる観葉植物ですが、何もせずに放置すれば、やがては枯れてしまします。基本的なお手入れのポイントは、以下の6つです。
●水やり
●日当たりチェック
●温度チェック
●湿度チェック
●換気
●肥料やり

日ごろのお手入れ【その1】水やり

観葉植物は乾燥地域が原産なので、毎日せっせと水やりする必要はありません。水のやりすぎは、根腐れの原因となります。とはいえ、まったく水をやらないのも問題です。まずは、水やりのタイミングと方法を知る必要があります。

水やりをするタイミング

観葉植物への水やりのタイミングは、土の状態を見て判断できます。土の中まで完璧に乾いた状態のときがベストのタイミングです。土は乾燥していれば黒い感じで、湿った状態では少し明るい感じなので、色を見て判断しましょう。

夏場などで、日差しの強い日中は、水やりを控えることも大切です。土の温度が高いときに水を与えると、最初は土の中が冷たくなりますが、水の温度は上昇し、土の中が蒸されたような状態になります。そうなると、根がダメージを受けるでしょう。

水やりの方法

土の中まで乾燥している状態で水やりをします。そのときに植木鉢の底の穴から水が流れ出るまでたっぷり水をあげましょう。

受け皿に水が溜まりますが、その水は放置しておくと、雑菌が繁殖する原因になります。受け皿に溜まっている水は、捨てるようにしましょう。

日ごろのお手入れ【その2】日当たりチェック

観葉植物にとってベストな日当たりは、レースのカーテンやブラインドなどで日光を調整した「明るい日陰」です。日光が必要だからと考えて、強烈な日差しを長時間浴びるような場所に置くと、葉は焼けてしまいます。ですから、ふさわしい日当たりの場所に置かれているか、チェックしましょう。

強力な日差しに長時間さらされるような場所に置かれているならば、カーテンやブラインドなどで、光の強さを調整しましょう。

耐陰性の強い観葉植物にも日光が必要

テーブルヤシやスパティフィラムのように日光があまり当たらなくても育つ耐陰性が強い観葉植物があります。こうした観葉植物は白熱球のみのオフィスや事務所でも育つでしょう。とはいえ、日光がほとんどない環境というのは観葉植物にも厳しいものなので、長期間その状態に放置されているとやがて弱ってしまいます。

それで耐陰性の強い観葉植物を飾っていれば、お手入れのためにときどきは「明るい日陰」に置いてあげましょう。

日ごろのお手入れ【その3】温度チェック

日ごろのお手入れには、温度チェックも欠かせません。観葉植物は15℃~25℃くらいの温度でいきいきと成長します。ですから、日本の冬の寒さに耐えられません。室温が10℃を下回らないように注意しましょう。

日ごろのお手入れ【その4】湿度チェック

観葉植物の多くが湿潤地帯に生育しています。その生育環境に近づけるために、湿度チェックも大切です。土が乾燥しているときにじょうろで水を与えることも大切ですが、ときどき霧吹きスプレーで葉や幹を湿らせましょう。このお手入れ方法は、「葉水」と呼ばれています。

「葉水」をすることで、適切な潤いを与えるとともに、葉の萎れ、うどんこ病やハダニなどの病害虫を予防できます。さらに、葉の表面をきれいにし、光合成を助けるという目的もあるのです。

日ごろのお手入れ【その5】換気

換気できる場所に観葉植物を置いてあげるのも、日ごろのお手入れです。風通しの悪い場所にずっと置いておくと、土の中の湿度が高まり、雑菌が繁殖します。また、害虫が増える原因にもなります。いずれ根や葉、幹がやられてしまうでしょう。

都合上、風通しの悪い場所や、熱気がこもるような環境に観葉植物を置いているなら、ときどき換気をして風通しをよくしてあげましょう。

換気できない場所なら、扇風機を回すといった方法で空気を循環させることができます。そのときには、扇風機の風が観葉植物に直接当たらないようにしましょう。風で植物や土が、必要以上に乾燥しないようにするためです。

日ごろのお手入れ【その6】肥料やり

肥料やりも、観葉植物のお手入れのひとつです。観葉植物の成長に応じて、必要な養分を追加することを「追肥」といいます。

春は観葉植物の成長が始まる季節です。2ヶ月に1度程度のタイミングで、土の上に置くタイプの緩効性肥料を追肥します。

夏は観葉植物が成長する季節です。春と同じタイミングで追肥できます。暑い時期は肥料の分解も早いので、2週間に1度程度のペースで、水やりのときに液体肥料を追肥できるでしょう。

冬は観葉植物の成長は鈍くなるので、肥料はいりません。栄養をたくさん与えるのが愛情と思うかもしれませんが、時期を考えて、ふさわしいタイミングで肥料を与えるのが、上手なお手入れのコツです。

まとめ

水やり・日当たり・温度・湿度・換気・肥料の6つが、観葉植物をお手入れするためのポイントでした。この6つを押さえてお手入れをすれば、観葉植物は枯れずに元気に成長します。いきいきとした観葉植物は、いつまでも爽やかな雰囲気を演出してくれるでしょう。

エントラスやオフィスや会議室に観葉植物があれば、癒しの効果が生まれます。コミュニケーションが活発になり、仕事の効率もアップするでしょう。

東京都杉並区にある「深山グリーン」では、オフィス環境に適した観葉植物の種類やレイアウトをプレゼンテーションいたしております。また、手間のかかるお手入れに関しても代行することが可能で、いつでもフレッシュな観葉植物を楽しんでいただけます。

オフィス環境改善のために観葉植物のレンタルを検討されているなら、お電話、もしくはメールでご相談ください。