深山グリーンコラム

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「水やり」に関する質問をいただきました

先日、お客さまを訪問したときのこと。
そのお客さまはオフィス内のほとんどの植物はレンタル契約で当社が定期メンテナンスに入っており、もらい物などのごく一部の植物は秘書さんが管理しています。

その秘書さんから質問。
「植物ってどれくらいの水をあげればいいんですか?」

かなりざっくりとした質問です^^;

さっき水をあげたばかりという植物(ソングオブジャマイカという植物でした)を見てみると、
鉢カバーの半分くらいまで水がたっぷりと入っていました。

おぉ!めちゃくちゃたくさん入ってるじゃないか。。

私「これ、いつもこんなにたくさんの水をあげてるんですか?」

秘「ついつい忘れちゃうんで、気づいたときにたっぷりあげてるんですけど…あげ過ぎですか?」

なるほど…どうりで植物も元気が無いわけだ。

とりあえず、私はこんな感じでアドバイスをしました。

私「まずは、いま入っている水は全部捨てましょうか!」

秘「えぇ!捨てちゃうんですか?」

私「はい。植物の土も十分に湿ってるんで、土が渇いて白っぽい白っぽい色に変わってきたら
  水をあげてみてください。

秘「そんなに渇いたら枯れたりしませんか?」

私「枯れないので大丈夫です。むしろ今の状況だと根が腐って枯れる可能性が高いです。
   水は毎回同じ量をあげる方が良いです。例えば、350mlのペットボトル1杯分とか。
  で、できれば毎週月曜の朝礼が終わったあとにあげる。とか、習慣化した方がいいですね。」

秘「へえ。習慣化ですか。」

私「はい。例えば、月曜朝に350mlを1杯分あげてみたとして、それを基準に、翌週の月曜朝に
  水が残っていたら、今度は350mlの2/3くらいに減らしてみるとか。逆に、土の色がずいぶん
  渇いているなあと思ったら、翌週は350mlを1杯半あげてみるとか。そんな感じで微調整
  してみてください。ポイントは渇いたらあげるです。」

そうです。渇いたらあげるが重要なんです!

私たち人間だって、水分摂りすぎてお腹一杯なときに、お店で「お水のお代わりはいかがですか?」
って言われたら「要らんわ」ってなりますよね?
逆に「干からびて死にそう…」ってときはいくらでもお代わりできるくらい美味しく飲んじゃうはずです。

植物も私たちと一緒です。
植物はしゃべってくれないけど、土の色が「水ほしいのかなぁ?」って状態になったらあげてみてください。

渇いたらあげる
ぜひやってみてください^^